やり直し矯正とは
過去に矯正治療を受けたものの、「歯並びが戻ってきた」「かみ合わせがしっくりこない」といったお悩みを抱える方に向けて行う矯正治療のことです。再矯正では、見た目の改善だけでなく、かむ・話すといった機能面のバランスも整えることで、より健康的な口腔環境を目指します。
当院では、初めて矯正を受けた方の年齢・治療方法・後戻りの程度などを丁寧にヒアリングし、原因を見極めた上で、最適なやり直し矯正をご提案いたします。
「やり直し矯正」が必要になる原因
やり直し矯正が必要になる背景には、以下のような要因があります。
-
後戻りしてしまった(リテーナーを使わなかった/やめてしまった)
-
かみ合わせが合っていない(見た目は整っていてもかみにくい)
-
矯正中や矯正後に歯を抜いた・詰め物を変えたことでバランスが崩れた
-
顎の成長や年齢による変化で歯列が動いた
-
過去の治療法が自分に合っていなかった
POINT
原因を明確にしないとまた同じ結果になってしまうリスクがあるため、慎重な診断がとても重要です。
やり直し矯正が必要とされる症状
次のような症状がある場合は、ご相談ください。
-
昔矯正したのに歯がまたガタガタになってきた
-
見た目は整っているが、かみにくさを感じる
-
前歯が前に出てきた・すき間が空いてきた
-
顎や筋肉に違和感がある
-
写真で口元が気になるようになった
-
発音がしにくくなった
やり直し矯正で選ばれる主な治療法
ワイヤー矯正(マルチブラケット矯正)
歯の状態が複雑な場合や、大きく後戻りしているケースにはワイヤー矯正が有効です。目立ちにくい裏側の装置も選べます。
歯の表面にブラケットとワイヤーを装着し、力を加えることで歯を徐々に理想的な位置へと動かしていく矯正方法です。対応できる症例が非常に幅広く、複雑な歯並びやかみ合わせにも適応できるのが大きな特長です。また、表側と裏側の装置も選べるため、見た目が気になる方にも配慮した治療が可能です。
マウスピース矯正
透明で目立ちにくく、取り外し可能なため、過去に装置の見た目や不快感で続けられなかった方にもおすすめです。軽度〜中程度の後戻りに適しています。
透明なマウスピース型の装置を使用して、歯を段階的に動かしていく矯正方法です。装置は取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際も衛生的に保ちやすく、日常生活における負担が少ないのが特長です。また、透明で目立ちにくい素材を使用しているため、装着中も周囲に気づかれにくく、見た目を気にされる方にもおすすめです。ただし、効果をしっかりと得るためには、1日20時間以上の装着が必要となります。
部分矯正
気になる前歯だけをピンポイントで改善したい場合に。治療期間も短く、比較的気軽に始められます。
前歯など、限られた部位のみを対象に行う部分的な矯正治療です。全体矯正に比べて治療期間が短く、費用も抑えられる点が特長です。軽度な歯並びの乱れや、見た目を中心に改善したい方に適しており、比較的気軽に始めやすい矯正方法です。
やり直し矯正治療の流れ
STEP 01.
カウンセリング・初診
過去の治療歴や後戻りの原因をヒアリングします。現在のお悩みやご希望を伺い、治療の概要をご説明します。
STEP 02.
精密検査
レントゲン撮影、口腔内スキャン、歯型の採取などを行い、詳細な診断を実施。
STEP 03.
治療計画のご提案
検査結果をもとに、治療方法・装置・期間・費用をご説明します。
STEP 04.
治療スタート
矯正装置を装着し、定期的な調整を行いながら歯を動かしていきます。
STEP 05.
保定期間(後戻り防止)
矯正終了後は、後戻り防止のためのリテーナー装着や経過チェックを行います。
やり直し矯正の注意点
-
初回矯正以上に丁寧な診断が必要
-
治療期間や費用はケースにより異なる
-
原因にアプローチしないと再び後戻りすることも
-
骨や歯ぐきの状態によっては治療が難しいこともある
まとめ
やり直し矯正は、「もう一度きれいにしたい」という気持ちに寄り添う治療です。過去の経験をふまえて、無理のない方法でより快適なかみ合わせ・美しい口元を目指しましょう。
当院では、丁寧なカウンセリングと精密な検査をもとに、一人ひとりに合わせた再矯正をご提案しています。「もう一度矯正したい」と思ったそのときが、始めるタイミングです。お気軽にご相談ください。